Windows10でウイルス対策ソフト・セキュリーソフトは必要か?

自分でセキュリティソフトを選ぼう

 

 

ここから別の専用セキュリティソフトについてです。セキュリティソフト選びには大切な3つのポイントがあります。

 

まずは「セキュリティ性能」です。当然ですがセキュリティソフトの基本中の基本です。これが劣っていたらソフトの意味がありません。この性能を判断する基準になるのは、調査機関による性能試験の結果ということになります。

 

中立な調査機関がいくつか存在しており、そこで発表している試験結果を参考にしましょう。ただし、試験項目によっては結果が異なってくるので、複数の結果をしっかり見比べることが大切です。調査の中でもまずはウイルス検出率を確認しておきましょう。

 

次は「動作の速度」です。動作の軽さと言ってもいいかもしれません。実際にソフトによってはPCの動作を遅くしてしまう場合があります。1回の動作での時間差が僅かであっても、毎日長時間使っていればその差は大変なものになります。

 

例えばネットサイトの読み込み速度が0.5秒だけ長くなったとします。1日で80ページを見た場合、40秒の無駄な時間を費やすことになり、1年で約3時間が奪われてしまいます。起動時間も長くなります。ソフトによっては2倍になってしまうこともあります。最近は動作が軽いソフトも多く、わざわざ動作の重いソフトを選ぶことはありません。

 

次は「操作性」です。普段からついてまわるソフトですから操作性も大事です。ソフトによっては、操作が難解で使いづらいものがあります。上級者ならどんなソフトでも問題ないかもしれませんが、初心者の人はこの点も気をつけてください。